明日もまた同じ日がやって来る

ちょっと毎日うんざりしている38歳男の日々を書き記す

娘と遠足のおやつと貧乏性

今日は娘と遠足のおやつを買いに行きました。

娘は最初、一人で買いに行こうとしたんですよ。
でもこのところ物騒な事件が多いですよね?
だから俺が娘に連れ添って買いに行きました!

だけど娘は反抗期に入ったのか、俺も行くと言うとはじめの方は「いやいや」と拒否していました。
しかしここで折れたら、親としての威厳がなくなってしまう!
ですので、車を出して近くの小さな駄菓子屋ではなく、少し大きな駄菓子屋まで連れていくと言ってやりました。
すると少し悩んで、「じゃあいいよ」と笑顔で娘は言いました。

少しガソリン代が気になってしまいますが、娘は大喜びです。
近所の駄菓子屋によく行くのですが、こんなに沢山のお菓子に囲まれるのは初めてのはずです。
しかし喜び過ぎるのもよくありませんでした。
娘は買い物カゴを一杯にして俺の元にやってきたのです。

俺は勿論注意しました。
「遠足は300円まででしょ」

すると娘は言いました。
「家で食べるお菓子だもん」

一体だれに似てしまったのか。勿論、こんな屁理屈を言う子に育てた覚えはありません。
しかし俺は貧乏性であるため、その影響で少しヒネくれた可能性があります。そう思うと悲しい限りです。

ここで俺は叱りつけようとも思いました。しかしこの子なりの正当性があるのでしょう。
俺は怒りの心を鎮めて、娘を諭しました。

「こんなにたくさん買ったら、3か月は買わなくていいね」

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娘はこれにはまいったようで、
「やだ! そしたらすぐになくなっちゃうよ」
と大きな声で言いました。

それからしばらく諭し続け、娘はやっと買い物カゴの量を減らしました。
さて買い物はここからが本番です。
娘は300円以内におやつを納め切ることができるのでしょうか。

しばらく時間が経つと、娘は満面笑みで再度買い物カゴを持ってきました。
「これならいっぱい楽しめるよ!」
中にあったのはコーラ味の10円ガム、なんと30個でした。

丸川製菓株式会社/商品ラインナップ/アタリ付き商品



俺はつい頭を抱えました。
どうやら俺の貧乏性が娘にも移ってしまったようです。

「どうして全部ガムなの?」
娘は意気揚々と答えます。
「ガムは長く楽しめるし、いっぱい買えるから!!」



俺は帰ってから妻と相談し、今度貧乏性の改善のため値の張るご飯を食べに行くことにしました。
あ、勿論娘はまた諭し、200円分はチョコやクッキーなどを買いました。
100円分は10円ガムのままですが……